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新生児・乳児・幼児がなりやすい病気や症状などを紹介します。
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汗疹(あせも)は汗をたくさんかいた後に汗腺がふさがれることにより、起こる炎症です。

■病名

汗疹(あせも)。


■病気の内容/症状


汗疹は汗の溜まりやすい場所(首、脇の下、背中、おしりなど)に出来やすいです。


大量に汗をかいた後に、汗の管である汗管が汗・垢などにより塞がり、汗が皮膚の中で炎症を起こしたものが汗疹です。


汗疹には、汗管が閉塞する場所により、水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)、紅色汗疹(こうしょくかんしん)、深在性汗疹(しんざいせいかんしん)の3種類があります。


表皮(皮膚の浅いところ)の汗管が閉塞して出来る水晶様汗疹は、主に小さな水疱が出来ます。痒みはあまりないようです。


真皮(皮膚の深いところ)の汗管が閉塞して出来る紅色汗疹は主に丘疹が出来ます。また、湿疹を併発して赤くなり痒みもあるそうです。


■治療

症状が軽い場合は、自然に治ります。


患部を清潔に保ち、汗をかかない様に室温や衣類に気をつけましょう。


痒みがある場合はかき壊してしまうことがあるので、爪は短く切るようにしましょう。


■合併症

痒みで皮膚をかき壊してしまい、傷口に細菌感染が感染すると膿疱性(のうほうせい)汗疹になることがあります。

また、傷口に黄色ブドウ球菌が感染すると、痛みと熱を伴うあせものよりになる事もあります。


■その他

汗疹をかき壊してしてしまったり、症状が改善しなかったり、汗疹の範囲が広がったりする場合は小児科や皮膚科に受診してください。



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