新生児・乳児・幼児がなりやすい病気や症状などを紹介します。
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乳児湿疹は特定の症状を指すのではなく、赤ちゃんにできる湿疹の総称となります。
皮脂分泌が活発になる生後1ヶ月頃から症状が見られます。
■病名
乳児湿疹(にゅうじしっしん)。
代表的なものに『新生児ざそう』と『乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)』があります。
■病気の内容/症状
乳児湿疹は頭、顔(ホッペ、口の周り、おでこ、まゆ)、脇の下などの皮脂量が多いところに湿疹が出来たり、カサカサしいたり、ジュクジュクしたりする。
乳児湿疹で多いのは『新生児ざそう』と『乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)』です。
『新生児ざそう』は生後1ヶ月~2ヶ月頃に、ホッペなどにみられるニキビと同じような湿疹です。
『新生児にきび』とも呼ばれます。
『乳児脂漏性湿疹』は頭皮など皮脂腺が多いところにできやすく、カサカサした黄色いフケや脂っぽいかさぶたなどが出来ます。
■治療
乳児湿疹は基本的に自然に治ります。
『新生児ざそう』や『乳児脂漏性湿疹』は皮脂の分泌が多いことが原因となりますから、症状が出ているところを清潔に保つ事を心がけましょう。
・体を清潔に保つ
こまめに汗や汚れを拭き、皮膚を清潔にする。
また、お風呂では皮膚に優しい刺激の少ない石鹸でやさしく洗う。
・湿疹を掻かないように
湿疹を掻いてしますことがあるので、爪はこまめに切る。
・皮膚を保湿する
皮膚が乾燥しないようにローションやワセリンなどで保湿する。
症状が改善しない場合や症状がヒドイ場合は皮膚科または小児科を受診しましょう。
■合併症
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■その他
乳児時期の湿疹は乳児湿疹なのか、アトピー性皮膚炎なのか区別が難しいです。
心配な場合は皮膚科または小児科でアトピー性皮膚炎について相談してください。
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