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新生児・乳児・幼児がなりやすい病気や症状などを紹介します。
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手足口病のは通常、乳幼児や小児に感染し、珍しい病気ではなく、保育園・幼稚園で流行することがあります。


名前の通り、手の平・口の中・足の裏に水疱性の発疹ができる病気です。


その他の夏風邪の代表疾患としては夏風邪にはプール熱(咽頭結膜熱)ヘルパンギーナがあります。


■病名

手口足病(てくちあしびょう)


■病気の内容/症状

コクサッキーウイルスA16型(coxsackievirus CA16)やエンテロウイルス71型(enterovirus EV71)などのウィルスの感染によるウィルス性疾患です。


手口足病は毎年夏季に流行する急性発疹性感染症です。


手足口病のウィルスに感染後、3日~6日くらいで手のひら、足のうら、口の中の発疹に水疱性の発疹がみられます。


口の中がただれたり、潰瘍ができると痛みで食事を取るのが大変になる場合があります。


また、病気になり始めは微熱がでたり、喉が痛くなったり、食欲がなくなるといった症状もみられます。


■治療

手足口病に対する治療方法はありませんが、症状に応じて症状を緩和するための治療がされます。


多くの場合は10日くらいで自然に治るようです。


■合併症

稀に,急性髄膜炎などの中枢神経系合併症がみられることがあるようです。


■その他

2008年に中国で手口足病が大流行しています。


この中国の大流行は『エンテロウイルス71型』のウィルスによるもので死亡例も報告されています。


手足口病の可能性があるお子さんは小児科に受診してください。


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乳児湿疹は特定の症状を指すのではなく、赤ちゃんにできる湿疹の総称となります。


皮脂分泌が活発になる生後1ヶ月頃から症状が見られます。


■病名

乳児湿疹(にゅうじしっしん)。


代表的なものに『新生児ざそう』と『乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)』があります。


■病気の内容/症状

乳児湿疹は頭、顔(ホッペ、口の周り、おでこ、まゆ)、脇の下などの皮脂量が多いところに湿疹が出来たり、カサカサしいたり、ジュクジュクしたりする。


乳児湿疹で多いのは『新生児ざそう』と『乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)』です。


『新生児ざそう』は生後1ヶ月~2ヶ月頃に、ホッペなどにみられるニキビと同じような湿疹です。


『新生児にきび』とも呼ばれます。


『乳児脂漏性湿疹』は頭皮など皮脂腺が多いところにできやすく、カサカサした黄色いフケや脂っぽいかさぶたなどが出来ます。


■治療

乳児湿疹は基本的に自然に治ります。


『新生児ざそう』や『乳児脂漏性湿疹』は皮脂の分泌が多いことが原因となりますから、症状が出ているところを清潔に保つ事を心がけましょう。


・体を清潔に保つ
こまめに汗や汚れを拭き、皮膚を清潔にする。
また、お風呂では皮膚に優しい刺激の少ない石鹸でやさしく洗う。


・湿疹を掻かないように
湿疹を掻いてしますことがあるので、爪はこまめに切る。

・皮膚を保湿する
皮膚が乾燥しないようにローションやワセリンなどで保湿する。


症状が改善しない場合や症状がヒドイ場合は皮膚科または小児科を受診しましょう。


■合併症



■その他

乳児時期の湿疹は乳児湿疹なのか、アトピー性皮膚炎なのか区別が難しいです。


心配な場合は皮膚科または小児科でアトピー性皮膚炎について相談してください。



精巣(睾丸)が陰嚢に入っていない状態で、男の子の先天異常では一番高い病気と言われています。


■病名

停留精巣(ていりゅうせいそう)、潜在精巣(せんざいせいそう)や停留睾丸(ていりゅうこうがん)とも呼ばれる。


■病気の内容

停留精巣は陰嚢(いんのう)に精巣(睾丸)が入ってない状態のことです。


男の子にみられる先天的異常の中では一番頻度が高い病気です。


通常精巣は生まれる頃には陰嚢の中に納まりますが、何らかの理由で精巣が途中で止まってしまい陰嚢の中に納まらないのです。


早産や低体重で生まれると頻度が高いようです。


精巣は6ヶ月まで自然に下がる可能性があるので、様子を見ていてよいようですが6ヶ月を過ぎても精巣が降りてこない場合は治療を考えたほうが良いようです。


停留精巣を放置すると精巣の発育を妨げたり、将来不妊になる原因になる可能性があるとも言われています。


■症状

陰嚢の中に精巣(睾丸)がない。


精巣が陰嚢近くにある場合や、鼠径部(そけいぶ)の奥にある場合などいろいいろあります。


停留精巣では両側こともあるが、片側の精巣だけが降りていない場合もあるようです。


■合併症

停留精巣は鼠径ヘルニアを併発している場合があります。


■その他

停留精巣の治療はホルモン療法もありますが、日本では手術治療が一般的なようです。

停留精巣は以下の理由から治療をしたほうが良いとされています。

①生殖能力(精子の形成)をよくできる可能性がある。
②鼠径ヘルニアを併発している可能性がある。
③精巣がんの発生頻度が高いとされている。



停留精巣の可能性があるお子さんは小児科(泌尿器科)に相談してください。



突発性発疹で、初めて高熱がでるケースも多いようでパパ・ママはびっくりするかの知れません。

ただ、熱が下がるまでは通常の風邪と同じような症状ですから突発性湿疹かどうかは熱が下がってから発疹がでるまで分かりません。


■病名

突発性発疹(とぱっつせいほっしん)


■かかりやすい時期

4ヶ月~1歳


■病気の内容

突発性発疹はヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)または7型(HHV-7)の感染によって起こる病気で、突然の高熱が3~4日つづき、熱が下がると発疹が出る病気です。


■症状

潜伏期間が2週間ほどで、個人差はありますが高熱(38度~40度)が3~4日続きます。


高熱が出ますが、機嫌が悪くなったり、食欲がなくなったりは余りしないようです。


軽い咳や下痢の症状も併発することがあります。


突発性発疹の特徴は、熱が下がってから24時間以内に汗疹のような発疹が全身に出る事です。


この発疹は汗疹に似ていて、こまかくて赤い発疹です。


発疹は2~3日で薄くなり、やがて治ります。


■合併症

・熱性痙攣
・急性脳症


■その他

突発性発疹は、熱が下がって発疹が出るまでは普通の風邪と同じ症状なので、風邪か突発性発疹かの区別がつきにくいです。


高熱が出ますので安静にして、十分に水分補給をしましょう。


水分は月齢により白湯・麦茶・イオン飲料水など、子供が飲みやすいものにしましょう。


いずれにしろ高熱がでますので、小児科で受診をしましょう。
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